mo RSS

momento,
molde,
moderado

mori de memento.

toi et moi.

Archive

Jul
11th
Mon
permalink

お話リレー「たとえば こんな理想郷」

理想郷は地平線の向こうにあるものだと思っていたけれど、
私のそれは風が吹くなだからかな丘陵にあるのかもしれません。

野草が繁り、果樹園があり、
たくさんの鳥や虫が訪れる場所。
自立した人々が住むところ。

7月8日の夜、神保町にある食堂アンチヘブリンガンで小さな集いを催しました。
「みつばちの木箱」の活版本が6月に完成して、自ら届けたい方々に声をかけてお祝いをしてもらいました。我ながらかなり積極的だなと思います。
冊子の紹介と宣伝はまた次回に書くとして、震災以降、人があつまるということ、人が会うということ、話をすることの大切さを感じています。しかも利害関係のおつきあいではなくて、自分の考えをもちよる場が必要な気がしています。

こんな一軒家があったらと思います。

(via みつばちの木箱「もちよる、あつまる、みつばちの集い」

東京の神保町という町に、8匹の愛らしい蜂が集まりました。

そこはアンチ・ヘブリンガンという名前の小さな食堂で、
白い木枠のはまった素敵な窓辺がありました。
たくさんの書物に彩られた、パノラマの窓。

ふだん八匹の蜂はめいめいの場所で、
せっせと蜜を集めているのですが、
この日は特上の蜂蜜をつくった蜂がいたというので、
それぞれに集めた蜜を持ち寄って、お祝いしたのです。

蜂たちは思い思いの蜂蜜を交換して、
会えない日々に起きたことを語り合いました。

どの蜂にも、雨の日、風の日、晴れの日がありました。
話は尽きそうにあり ません。

食堂のおかみさんは、魔法の粉をふりまき、
彼らに栄養たっぷりのおいしい食事を用意しました。

そして、すっかり満足した蜂たちは特上の蜂蜜を持って、
再びそれぞれの家路に戻っていったのです。